9月焼き上がり!

2017年09月07日 19:50

005 - コピー
009 - コピー
008 - コピー
019 - コピー
042 - コピー
022 - コピー
026 - コピー
036 - コピー015 - コピー
幼少の頃を共に過ごした人。血のつながった人。
今は年に数回会うだけで、そのときは他愛もない話をするのみ…。
僕には五つ違いの姉が一人いるのですが、今となってはどれだけこの人のことを僕はわかっているのだろうか…?と、ふと思った。

ロック好きの僕、ロック好きの嫁、最近ロック好きの二十歳の甥っ子。で、その甥っ子の母でもある姉。
先日、この4人で夏の野外ロックフェス「サマ-ソニック」に行ってきました。
「私もいってみていい?」姉がそんなことを言い出したのですが、僕には姉が音楽を聴く人の印象がほとんどない。いや、むしろ幼い頃は大きな音を嫌がる人だった印象。
好奇心旺盛なのは知っている。知っているけど、ロックってある程度好きな人じゃないとしんどいんじゃないか?日差しきついし…が僕の本音。
だけど「じゃ行ってみよか!」ってことになった。

せっかくだし甥っ子が聴く若者のバンドも観てみたい!好奇心旺盛なのは僕も同じ。血は争えない。
始まる時間まで僕は一人大きな大きな会場を少しウロウロと探索。待ち合わせの二階席に戻ってきて嫁にたずねる。
「あれ二人はどこ?」
「あそこ」
嫁が指を指した先は、一階アリーナのステージ前。通称モッシュピットと呼ばれる若者達がぶつかり合い踊り狂う場所。
「えっ。マジか…」
ここから本人達を確認は出来ない。グチャグチャで…。
しかし、あのグチャグチャの人の中に、あの文化系女子の姉がいるのか…。僕にはその絵がうまく想像できない。
30分ほどのライブが終わり姉親子に会うと、二人ともバケツで水をかぶったみたいに全身汗でズブズブ…。
ここに来る前は「夏フェスのドレスコード教えて」だの、身なりを気にしていた姉が全身汗でズブズブ…。
「50を目の前に死ぬかとおもたわー!」姉テンションMAX!
ああ、8月末は姉の誕生日だったな…姉って汗かくんだな…なんかこの人こんな人だったかな…。いろいろな言葉が僕の頭に浮かんでは来るけど、とにかく姉がズブズブなのがおかしくって一同大笑い。
「いろんなライブに行ってるけど、モッシュのところ行ったことないで」と僕。
「えっ、そうなん!」と姉。

日中の強烈な日差しがようやく柔らかくなってきた頃、僕が待ち望んだラストの大トリ(フェス用語でヘッドライナーという)フーファイターズの登場!これを僕は観に来たのです。
「ジャカジャ-ーン」で演奏終了!
感動で胸がいっぱいになった。間違いなくベストアクト!
まあ以前から観ることを熱望してたバンドだしね。ところで姉親子はどうだったかな?
「すごいよかった!」と甥っ子。
「すごいよかった!感動した!!泣いた!!!」と姉。(テンションメガMAX!)
この人。万といる会場の人の中でも、きっと五本の指に入る勢いで楽しんだ人かも…。

しかし、いささか生真面目な印象があった姉。
僕の知らない日々、どんなアップデートを繰り返してそこにたどり着いたんだ?
アラフィフいい感じ。

003_201709011657477cf.jpg
※水曜フリータイム、10月4日までお休みとなります。再開は10月11日~。
スポンサーサイト

8月焼き上がり!

2017年08月04日 22:32

023 - コピー (2)
034 - コピー
053 - コピー
048 - コピー
029 - コピー
038 - コピー
012 - コピー
014 - コピー
008 - コピー
026 - コピー
先日、ちょっとした用事があったもので、学生時代に下宿していた京都の上賀茂あたりへ行ってきました。
気が付けば卒業して20年ほど経ってしまった感じなので、なんとも懐かしい思いに心囚われました。
「よし、今日は久々のあそこで昼食を食べよう!」
用事も終わって、テンション上がって思い出の飯所へ行ってみることに決めました。一人ワクワクと。

一件目「コンビニにかわってるかぁ。しゃーない次行こ」
二件目「あ、ないわテナント募集」
三件目「建物ごとない!駐車場に変身!」
四件目「えっ。道ごと変わったパターン!全然わからん。ここどこ?」
全然なくなっているんです。思い出の店。
「町も随分変わったか…」
段々テンションが下がる。が、舌は完全に思い出の味を求めている。
「もうウロウロ1時間ほど経ったな。いい加減にせんとな。特別思い出深いって店でもないが、あそこにあった蕎麦屋。あれで最後にしよう。90%ないだろけど」
そして、車で店前をゆっくり通ってみる。と、なんとあるんです!
でも。なんか。完全に古びている…。人けも感じない…。
「きっと、その後さびれて、そのまま惰性で続けてきて、今じゃオジイ店主のボケ防止のためにやってる店になっているのだろう」
「きっと、こだわりを失ったダシ汁には覇気のない蕎麦がグッタリ浮いているのだろう」
「きっと、注文して何十分も待たなければ品も出てこないのだろう」
「きっと、汁に指がつかったまま、お椀をヨロヨロ持って来るのだろう」
さまざまなネガティブな憶測が一瞬で判断を導く。
「かたじけない。それはよう食わん!」
自然と車は店前をスル―。
通り過ぎたところの交差点の赤信号にかかる。
そうして、信号待ちをしている間に今度はこんなやつが頭に登場してくる。
「待てよ。また探すのか。無理だろ」
「たとえまずくても今日はいいのではないか。思い出を食べに来たわけだし…」
「よし。行っちゃろか!今日のおれは一味違う!で行ってみっか。やべー指そば食ってみっか!」
車をバックして駐車場へ。妙なテンションのまま扉をガラガラ、中へ…。
「あれ?意外と店内人いるのね」
ちょっとホッとして、鴨なんば蕎麦を注文。
待っている間にドンドンお客さんが増えてくる。活気に溢れている。あれあれ?
大して待たずに出てきた鴨なんば蕎麦。一口食べたらびっくりの美味さ!
「えっ。こんなにここの蕎麦美味かったんや(大感激)」
「疑ってすまぬっ!オワコン扱いすまぬっ!切っ腹っ!」
内心取り乱すほど美味しくてウキウキです。来てよかった!
そうなるとお店の人になにか一言伝えたくなる気分に…。
「20年ぶりに来たんです。変わらず美味しい蕎麦ですねー」かな。
「こんな美味しい蕎麦20年ぶりです!前にここで食べた以来!!」かな…。

汁まで飲んでお腹いっぱい大満足!
で、最後僕が店員さんに言った台詞は…。
『ごちそうさまでした』
20年経っても、僕のチキンハートもそうそう変わりませんなぁ(汗)
002_20170803213910321.jpg

7月焼き上がり!

2017年07月02日 18:47

004 - コピー
008 - コピー
018 - コピー
030 - コピー
023 - コピー
039 - コピー
032 - コピー
思うに…
「理想があるから前に進んで行ける。理想があるから苦しくなる」ってことだな。
理想と現実の狭間に「苦しみモンスター」が住んでいると。
バランスが大切ってことか。そうか。
そういえば、昔のテレビCM(車だったと思う)で織田祐二が言ってたな…
「プライドを持つ。プライドを捨てる。両方出来なきゃダメなんだ!これから散歩です!」って。
こんな感じか。ちょっと違うか…。

理想の形が頭にあって、一生懸命やってみるんだけどなかなかポンとそこにたどり着けない。
いくら考えても努力しても、やはり急に簡単にはたどり着けない境地があります。
僕は陶芸を続けていく中で、たまにそういうことに出会います。
ジレンマは想いが深いほど苦しい。向き合うほどに辛い。
ただただ、もがく…。
でも出来ない。
一休みで深呼吸。
「もうちょっとやってればたどり着くはず!」
が、着かない。
「これを抜けたら答えがあるはず!」
が、なにもない。
グツグツ煮詰まる。モヤモヤ悩み。自信をなくす。
「自分は自分らしくいればいいんだ!」苦し紛れの捨て台詞。それでも理想は簡単には消えてくれない。
「理想が身を突き動かし、理想が苦しみを生む」のスパイラルスパイラル…。
で、なんだかんだでやけっぱち。
そしてようやくその執着を手放すことを覚える。
薄れて忘れてどうでもよくなった頃…不意に出来るようになるものごとってあるんですね!

僕は最近、20年ぐらい前に憧れた形を、今なら臆せず形作れることに気が付きました。
悶々としていた20年前ほどの自分を思い出し言います。
「今かよ…」
003_201707021740426e1.jpg

6月焼き上がり!

2017年06月03日 20:50

022 - コピー
046 - コピー
039 - コピー
049 - コピー
032 - コピー
055 - コピー
024 - コピー
006 - コピー
010 - コピー
061 - コピー
078 - コピー066 - コピー
017 - コピー
穏やかな日差しがここのところ気持ちいいですねー。
一年のうちで№1快適丁度いい日は5月にあるかもなと思ったりしとります。

肌の感覚で四季をわけるのならば、今年は5月19日からが夏です。決まりました。
なぜならその日の日差しがなんか夏っぽい感じだったのと、今年一番目の蚊に僕は刺されたんでね。(よりによって頭を刺しよってからに!)5月19日の教室に来ていた会員の方々と決めたんです。
「今年は今日から夏ってことでいい?」
『いい』
っていう会議で(笑)

穏やかな日差しの中、僕は少々寒い思いを致しました。
こんな場で自らのネガティブな情報をわざわざさらすというのもなんなのですが…。
教室のイメージにもよいものでもないのですが…。
声援をおくってくれた会員の方々もおられましたので、勇気を持って発表致します。
今年の始めに出展した陶芸の公募展、落選という結果になりました…。
賞金の一千万円での宴は夢となりました(T_T)

まあよいのです。
まあよいのです。
幸せとは、目標地点にあるものではなく常々の状態にあるものなのです。
幸せとは、目標地点にあるものではなく常々の状態にあるものなのですから。   by表キムラ


オイッ、2回言ってやったぞ。こんにゃろ!
宴は。パーティーは。あくまでも延期だー。え・ん・き!
オイッ、一千万円。今度はオレんもんだー!耳揃えとけー。んにゃろめーー!    by裏キムラ(またの名を号泣議員(T_T))


応援してくれた方々ありがとう。精進します!
005_2017060221363905a.jpg

5月焼き上がり!

2017年04月30日 18:35

009 - コピー
054 - コピー
035 - コピー
060 - コピー
023 - コピー
047 - コピー
032 - コピー
「死んだら人も酸化焼成!」
なんて冗談めかしに言ったのは陶芸作家の鯉江良二さんだったと思います。
陶芸とは何か?焼き物とは何か?
何を何度で焼いたものを焼き物と呼ぶのか、は実は正確な定義はないんです。
思えば、粘土を天日にさらせばもう焼き物を焼き始めているということになるのかな?太陽の熱で。
(じゃ、我々は毎日出勤時間とかそこそこ焼き物だったのかっ。日差しきついぞ!はっ、それでいうと高校球児なんて随分焼けてるぞ。大丈夫かっ!ってね。ま、無視でいいですよこれは…)

陶土は570度くらいから土の分解が始まり、700度までには土から陶へと変化します。
つまり、水につけてももう土には戻りません。
やはりこの変化あたりからが陶芸なんでしょうかね?
個人的には本焼き(釉薬が溶ける、または土が焼き締まるあたりの温度)はやはり重要だと思いますが。
「ものが変化する」そこに魅力と興奮を感じますから。

28歳ぐらいで初めて自分の窯を持った時はホントに嬉しかったです。
中古のものだったけど大満足。(今思えばその窯の話をくれたのは、今をときめく陶芸作家の村田森先輩だった。感謝!)
どのくらい嬉しかったかというと…
窯ゲット記念パーティーを友人達と海辺でしたぐらいに…。
そして、僕は嬉しすぎて全裸で海に飛び込んで泳いだぐらいに…。
で、海から上がってきたら友人がバーベキューの火で僕のパンツを燃やしている悪ふざけ。それでもご機嫌なぐらいに…。
相当嬉しかった!

作陶人生の中で、素焼きのものにアクリル絵の具で色付けして作品にしてみたこともあるのですが、何かが物足りなかった。
それは仕上がりの色や雰囲気、細かなディテェールが物足りなかった。のもありますが、
実は本当は、本焼きの蓋を開ける気持ちの高揚感が物足りなかったのが一番の理由だと思います。
「どうなったん?ドキドキ」これですね!
伸るか反るか!この感覚が中毒みたいになるんですよ焼き物は。
陶芸好きはみんな陶芸ジャンキーですよ(笑)

「自分でやれるだけやる。そして最後は火にゆだねる」
これは作陶の醍醐味だと思います。
そして僕はこの成り立ち自体に社会で生きていく哲学さえ感じますよ。
「自分でやれるだけやる。そして最後は天命にゆだねる」
人生もまた然りなのではないかと…。     TOON和尚

001_20170428193414445.jpg


最新記事