2018年05月13日 12:44













「作陶中は常にとても集中しています!」と言いたいところですが、そうでもないですねぇ。
デザインを考えるとき、段取りを考えるとき、神経を使う作業をしているとき、そんなときは別ですが。
手を動かす作業のときは集中している時間があったり、よそのことを考えている時間があったり、を繰り返しながら手を動かしているのだと思います。
なので、時には面白いことを思いだしてニヤニヤと。時には嫌なことを思い出してヒンヤリと。しているはず。
そんなときは傍から見ていると、なかなかに不気味な光景でしょうね(笑)
先日の作業中、ふとこんなことを思い出したんです。
25年ほど前?もっと前かもしれない日の記憶…。
家族でなにかの話しをしているときのこと。
「私はこう思う。私だったらこうする。私…私…私…」
主張の強い時期の若かりし日の姉。
そんな姉に父が嫌味っぽく言うんです。
『そんなに、わたしがわたしが言ってたら「たわし」にならないか?大丈夫か?』
いやーな言い方をする若かりし日の父。
「チッ」という感じでイラッとする姉…。
そんなやり取りを思い出しました。
その父の意地悪な台詞が、今更僕のツボに入って作業中に思わずニンマリ。「おとん、嫌味おもろw」と。
「しかし、多少時間が経ったんだな。カッとなるタイプのお二方だったけど、今は二人ともとても穏やかさんだな」などと思いながら、ちょっとの間ニヤニヤがおさまりませんでした。
その後、違う興味に心奪われる…(全然作業に集中出来てないかも-_-;)
「わたし」ホントに言い続けたら「たわし」になるんかなぁ?
で、小声でやってみた。
「わたしがわたしがわたしがわたしが…………」
たわしにならんがなー!

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