FC2ブログ

2月焼き上がり!

2015年01月29日 20:07

010 - コピー
018 - コピー
002 - コピー
013 - コピー
029 - コピー
030 - コピー
抹茶茶碗の世界は少々マニアックな世界です。
例えば。
井戸茶碗は高麗茶碗(朝鮮茶碗)の一種で、現代でも茶人に愛好されている茶碗です。
「一井戸、二楽、三唐津」という言葉があるように、茶の湯において古くから珍重されているものです。
その茶碗の高台まわりに釉薬のちぢれが見られます。それを梅花皮(カイラギ)といいます。
これは井戸茶碗の見所の一つで、多くの陶芸家、茶人が愛でる部分のひとつです。
名前の由来は、刀の鞘に用いられる鮫皮の一種を本来梅花皮と呼ぶらしく、粒状になっている釉の縮れた表面がそれと似ていることからこの呼び名がついたようです。

僕は茶道のたしなみはありませんが、茶碗への興味は深々。
「うまいこと梅花皮出すやん。この作家さん。」ってところから始まって、「梅花皮に存在感はあるけど、自然でいやらしい感じがないのがいいね!」みたいに愛でたりするわけです。
でも、じつは梅花皮。
もともとをいうと、釉を厚く掛け過ぎたり、焼成不足のために釉が十分熔け切らずに縮れたものなので、いうなれば焼きに失敗した粗悪品が始まりなのです。
本家の朝鮮では、虫の卵がまとわり付いたような梅花皮の表情を嫌っていたようです。(たしかにそう言われてみると気持ち悪い気もしてくる)
それを「美しい!」と始めに言った人!(たぶん安土、桃山時代あたりの茶人だと思いますが)アートしてますねー。ロックしてますねー!

僕は凡人なのか日々の生活の中で、ものごとに囚われたり、惑わされたりして悩むこともあります。
だけど、じつは世の中考え方によっては、辛く苦しくなるほど悩まなければいけないことなど少ないのかもしれませんね。
新しい価値には当然最初は価値がなかったわけで…etc。
「見方をかえてみな。ひっくりかえったりする物事もあるから」とカイラギくんが僕に勇気をくれます。




スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://toonblog.blog41.fc2.com/tb.php/183-b91e0540
    この記事へのトラックバック


    最新記事