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8月焼き上がり!

2018年08月05日 15:06

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あれは小学5年生のとき…
担任になった先生が学期の始めに僕たちに言うんです。
「勉強のテストでいい点をとった人。体育でいい記録をだした人。特別なよい行いをした人に、このシールをプレゼントしていきます」
それは、王冠の形をした銀色のピカピカしたステッカーシールです。
できのいい子たちは躍起になってはしゃぎます。「俺が、私が一番シールもらうっ!」と。
普通ぐらいの成績の子たちも「よし。がんばる!」こんな感じ。
ところが、これといって勉強も運動も出来ない、いわゆる出来の悪い子たち数名は「これはまずいことが始まるのでは…」と嫌な予感を察知するのです。
で、ぼくはその中の一人でした(涙)

「あー、困ったなー。オレもう貼るところねーし!」
こんな感じで、1学期も中盤を過ぎると、人によっては道具箱やカンペンケースに銀のシールが沢山貼ってある。
そんな中、僕のカンペンケース、道具箱はほんの一枚のシールも貼られていない。
なんとも気恥しく、人に見られたくない状態。
自分と同じ状況だと思われる子のカンペンケースの状態を横目でチラリと見やり安心を得ようとする。
でも、その安心もつかの間…
『あ、あいつ、とうとうシールもらったのか…』冷汗を流す。
そして…
「えっ、まだ一個もないん?えっ、マジでマジで?なんでなんなんでなん?」
いつの時代もいるんです。デリカシーのない人。意地悪な人。
気が付けば教室に居心地の悪さを感じだす…。

「シールがないと認めてもらえない!欲しくてたまらない!」こんな心理状態のまま1学期も後半に…。
心囚われ奪われ、挙句の果てに「どっかで王冠シール売ってないかなぁ」と、バカな妄想するところまでいく。
これはもはや「ヒーローの勲章が欲しい!」というものでもなく、ただただ体裁を保ちたいだけなんです。
そんな日々の中、夏にチャンスが訪れます。水泳の授業です。
人より特別泳げるというわけではないけど、泳ぐことは不得意ではない。そこしかチャンスがないことを自分でわかっていました。
必死で泳いで、人より沢山泳いでシールを始めてもらいました。
先生からシールをもらうときは、「嬉しい」という感情よりも、僅かな「安堵感」という感じに近かったのではないかと思います。
どこにしようか迷ってカンペンケースの内側にそっと貼りました。
そして、やはり5年生最後の日まで僕の王冠ステッカーシールはその一枚きりでした…

先日、帽子を買ったんです。キャップを。
最近の若い人って、買った時に帽子のツバのところに貼ってあるステッカー、あれ貼ったままかぶる人多いでしょ。
調べてみると、ブラックカルチャーからの影響を受けたファッションスタイルらしいんです。
で、買った時に「いきってステッカー貼ったままかぶってみよか!若者ぶろか!」なんてテンション上がって思ったりしたんです。
でも…。ピカピカのステッカーを見ていたら思いだしてしまったんです。35年前のあの忌々しいクソ王冠ステッカーのことを。
すみやかにステッカーをはがし、丸めて捨てました(笑)

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